ウォシュレットについて<ウォシュレットの取り付け方法

ウォシュレットの取り付け方法

ウォシュレットの取り付け方法は、特に難しい知識や技術など余り関係なく、一般の人でも容易に取り付けする事ができます。

ただし、トイレスペース内に電源コンセントがある事が前提です。

今回私の自宅のトイレにウォシュレットを取り替える事になったので、順を追って説明していきたいと思います。

基本的にどのメーカーのウォシュレットも取り付け方法はさほど変わりはありません。


@ ウォシュレットの用意

元々私の自宅のトイレにはTOTOのアプリコットウォシュレットが取り付いていました。(勿論、私が取り付けしました。)

取り付けして10年ぐらい経過して、等々水の出が弱く感じたので、この際取り替える事にしようと思います。

今回は、LixiL(旧:INAX)製のCW-RL1E1というウォシュレットを取り付けしたいと思います。



A 同梱部材の確認

a:専用ホース

b:分岐水栓

c:専用スパナ

d:止めクリップ

※専用スパナが使いにくい場合は、市販のスパナで代用できます。



e:便座プレート

f:プレート取付けビス

g:プレートビス用ゴムパッキン

h:プレートビス用ワッシャ

i:プレートビス用ナット



j:給水用パッキン

※写真は1つしか写っていませんが、実際は数個入っています。


その他、取扱説明書などが同梱。基本的に取扱説明書に取り付け方法が詳しく書かれいます。

(参考)最近のトイレは給水ホースが主流

メーカーによっては、取扱説明書内の表記にパイプカッターが必要な表記があったりしますが、給水ホース(フリーチューブ又はフレキシブルホース)を取り付けする場合であれば必要ありません。むしろこちらの方が取り付けしやすいです。

一昔前はヘリュウズ管、(L型の真鍮製のパイプ)が主流でした。

分岐水栓にヘリュウズ管を取り付けるには、パイプカッターでパイプをカットする必要があります。

一般の人がカットするには少し手間もかかるし、固定したパイプですので精密な取り付けが必要となります。もしヘリュウズ管が取り付いているのであれば、給水ホースに取り替える事をおすすめします。


私は給水ホースを取り付けていますので、給水ホースにて説明していきます。

上記部材はメーカーやウォシュレットの種類によっては違ったりしますが、大体どのメーカーも似たような部材が同梱しています。


B 止水栓の水を止める

写真は床から給水がきているストレート止水栓ですが、壁から給水がきているアングル止水栓も同様に止水栓のハンドル締め、給水を止めます。

※ハンドルがないドライバー式の止水栓の場合は、マイナスのドライバーなどで締めます。他に代用できるものがあれば、それでも結構です。



C ロータンク内の水を流す。

レバーを回して、ロータンク内の水を流しタンク内の水を空にします。

上記の止水栓を閉めていますので、タンク内には水は入ってきません。



D ロータンクの給水ホースを外す。

止水栓につながっているロータンクの給水ホースを外し、止水栓だけの状態にします。

取り外す時に、同梱している専用スパナを使います。

この時に注意する事は、給水ホース内に水が残っているため、取り外した時に水がこぼれます。雑巾や新聞紙などを下にひいたりして、水のこぼれを防止するようにしましょう。



E 止水栓に分岐水栓を取り付ける。

止水栓にb:分岐水栓を取り付けます。この時にj:給水用パッキンを分岐水栓側に入れてc:専用スパナにて、閉めて取り付けします

ねじ込み口部分は必ず給水用パッキンを入れる事に注意して下さい。パッキンが無ければ水漏れの原因になります。



F ロータンク側の給水ホースを分岐水栓に取り付ける。

ロータンク側の給水ホースにj:給水用パッキンを入れる。



ロータンク側の給水ホースを分岐水栓に取り付けます。



G 便器に便座プレートを取り付ける。

写真は便器に元々の便座やウォシュレットを取り外し、便器だけの状態です。



上記の便器の便座取り付け穴に合わせてe:便座プレートを重ねておきます。

この時に、便座プレートの表裏を間違わないようにして下さい。



便座取り付け穴にf:プレート取付けビスを差し込みます。

この時に、便座の取り付け位置が決まりますので、お好きな位置に便座プレート位置を決めて下さい。後から調整する事も可能です。



便座プレート取り付け位置が決まったらg:プレートビス用ゴムパッキンh:プレートビス用ワッシャi:プレートビス用ナットを写真の内容の順番で、便器裏側から専用スパナにて絞めて取り付けていきます。



便器の裏側はこんな感じです。



これで便座プレートの取り付けが完了です。



H 便座プレートにウォシュレット本体を取り付ける。

便器にウォシュレット本体を乗せ、ウォシュレット本体をタンク側にスライドするように、便座プレートに滑りこむように取り付けします。カチッという音がしたら取り付けOK です。

この時点で、ウォシュレット本体と便座プレートの位置を確認して下さい。ウォシュレット本体の位置が納得いかない場合は、便座プレートの取り付け位置を調整する必要があります。



ウォシュレット本体の着脱は、本体の横に着脱ボタンがありますので、ボタンを押しながら手前に引くと外れます。



I 分岐水栓とウォシュレット本体に専用ホースを取り付ける

分岐水栓にa:専用ホースを取り付けます。LixiLのウォシュレットは、ホースと分岐水栓口の取り付け部分を差し込み、接触部分をd:止めクリップで絞めて取り付けるようです。



分岐水栓に取り付けた専用ホースの片方を、同じようにウォシュレット本体の給水口に取り付けします。



(参考)TOTO製に多い止水栓

差し込み口がガス口のように、専用ホースを差し込めばカチッと止まる止水栓などもあります。(TOTO製に多いです。)

この場合、d:止めクリップは必要なく、同梱されていません。



J 止水栓を開け、電源をセットする。

止水栓のハンドルを開き、タンク内に給水します。



最後に電源をコンセントに差し込みます。



これでウォシュレットの設置完了です。



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